shousetu saikai
小 説 「 S A I K A I 」



第19話 スタッフ紹介 



出島のスタッフは、通常4名。

マスター(35〜40??謎)のほかには、
根っからの職人の澤田さんは27歳の独身。
 趣味は釣り、中学校を卒業してずーと板前修業をしてきた人。
 物静かで、ちょっとおとなしい。
 超まじめって感じの人。
 
積丹出身の千秋ちゃんは22歳。
 現在一人暮らし中で、彼氏もいるらしい。
 アルバイトとのこと。
 お客様へのお茶だし、洗い物、ホール全般を一人でこなす働き者。

 それと入ったばかりの俺(20歳)。

忙しい時は女将さん(25〜33歳??謎)が手伝いにくるらしい。
 夜の9時ごろになると、お弁当をとどけてくれる。


もっと忙しくなるとiいろんなキャラクターの人がくるらしい。

昌子さんという人で、年齢不詳30〜40??。独身。
 結構インテリで、保母さんをやってるとかやってないとか、
マスターの友達とか彼女とか?・・とにかく忙しいときには表れる謎の女性??

剣持さんという男性は、自称、萩原健一と言っており、
みんなから萩原さんと呼ばれている。独身。

夜でもサングラスを掛け、パンチパーマで、ぱっと見チンピラ風。
別の寿司屋に勤務に勤務しており、年齢は25歳ぐらい?

剣持さんが学校を卒業してきて、初めて入った店で、
ずいぶんマスターに世話になったらしい。
今は札幌一の寿司屋「寿司とも」に勤務。

店が終わってからフラッっと現れる。
なんだか、かっこいい人。
バイクで一人で日本一周したらしい。
写真を撮るのも好きとか・・・?
普段は、軽く酔っていることが多い。

めったに手伝わないが、いざというときは、
さっそうとカウンターにはいり華麗な包丁さばき。
かっこいい!いかにも寿司職人ってかんじ。

二角(にすみ)さんという男性。普段は歯科技工士だが、
忙しくなると握りにくる。趣味が講じて、今はすっかり職人並という噂。

時には、常連さんも洗い物をするらしい。

カウンターは、2本あって、お客さんは8名座れる。
小上がりは5テーブルあって、30名ぐらいの宴会が可能。

満席状態で約40名ぐらい入れるお店だ。

ところで、この出島では、社長のことをマスターと言う。
通常なら、親父とか、大将というところ

ススキノだからか、社長が若いからか、
分からないがとにかくマスターと呼ばれている。
ノレンをくぐって入ると、ネタケースの後ろは、
サントリーのオールドが、壁一面にならんでいる。

その前に立つ社長は、まさにマスターのほうが似合っている。

当然、女将さんはママと呼ばれる。

マスターはいいけど、この年で「ママー」と呼ぶのはなんか抵抗があった。

さすがは、ススキノ! 驚くことばかり・・・・・・・


                       つづく


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