小 説 「 S A I K A I 」 |
■ 第4話 やっぱり北海道はおっかないところ?
苫小牧に到着し、札幌へ向かった。
途中で、支笏湖(しこつこ)という湖付近の道で俺はびびってしまった。
「なんだ、この看板は!」
「熊に注意!」
看板が、いたるところに立っている。
俺たちはとんでもないところへ、迷い込んでしまった。
話には聞いていたが、北海道というところは、恐ろしいところだ。
道路わきから目が放せなかった。
札幌市内にはいった。ここは真駒内というらしい。
そこにはまたとんでもないものがあるではないか?
道路の上に大きな筒のような道路のような、トンネルのようなあやしいものがある。
ミサイルか核兵器を運ぶようなトンネルなのだろうか。
近くに自衛隊があった。やっぱりだ!
なんだろう、この雰囲気は・・・・・・
やなりソ連に近い、北海道では、今まで見たこともないものばかりだ。
やはり、本州とは、まったく違う、本当に暮らしていけるのだろうか?
つづく